家を建てる前に

注文住宅の土地探しはいつから始めて、ハウスメーカーはいつ決めればよいのか

 

注文住宅を建てようとした場合、

ハウスメーカーより土地を先に探したほうがいいと思うかもしれませんが、

そう簡単に「理想の土地」は出てきませんよね。

 

駅が近いとか、スーパーが近くにあるとか、

人気の土地は価格も高いし、そもそも空いている土地が少ないのが現実。

自力で探すのもいいですが、土地の仲介業者にお願いするのもいい方法です。

 

では、土地探しをいつ頃から、始めればよいのか、

また、探すのにどのくらいの期間がかかるのか、私の経験からお話ししたいと思います。

 

「土地探し」は時間がかかる

 

仲介業者は、どんどん紹介してくれます。「気になる」土地はすぐに見にいってみましょう。

仲介業者に言えば連れて行ってもらえます。

 

実際に見て、周辺を歩いてみてください。

気に入った土地なら「朝・昼・夜」と時間帯を変えて歩いてみることをオススメします。

日当たりや騒音などがチェックできますからね。

 

また、どんな建物が周辺にあるかもチェックポイントです。

古い建物が多いと近々建て直すことも予想されます。

「目の前にマンションが建っちゃった」なんてことのないように仲介業者にも周辺情報を聞いておきましょう。

 

もしも、気に入った土地が出てきたら、すぐに購入の意思表示をした方がいいと思います。

「もしかしたら、もっといい土地が見つかるかも」と思いがちですが、そう簡単に見つかりません。

 

わたしも気になった土地をいくつも見にいきましたが、

「もっと安くて、条件のいい土地があるはず」と、なかなか決めきれずにいました。

迷っているうちに「あの土地は今商談が入っています」と言われて、後悔しましたから。

 

では、いつから土地探しを始めればよいか。

 

できれば、「すぐに」です。

ですが、土地探しが優先ではありません。

 

私は、土地探しは仲介業者に任せて、

むしろ「ハウスメーカー」選びにエネルギーを注いだ方がいいと思っています。

なぜなら、土地は探してもすぐに見つかるとは限らないからです。

 

土地は、血眼になって探すよりは、業者に任せてください。

前もって仲介業者に場所と予算を伝えておくと、毎月土地情報を教えてくれます。

 

業者は一社ではなく複数の仲介業者に依頼しておき、

その間にじっくり住宅展示場を回ったほうが効率的ですよ。

 

土地購入とハウスメーカー決定のタイミング

 

ハウスメーカー選びに注力すると言っても、

土地が決まらないうちは、絶対にハウスメーカーに手付金は払わないでください

 

ハウスメーカーとは正式な契約の前から、打合せらしきものが始まるケースが多いと思います。

間取りを出すタイミングで手付金を要求されることもありますが、

どんなことがあってもハウスメーカーへの手付金は、「土地が決まってから」のほうがいいです。

 

わたしの経験ですが、

土地も決まった(契約はしていないが、契約することは決まっていた)ので、

正式にハウスメーカーに100万円の手付金を支払いました。

 

しかし、メーカーと打合せを2回3回と重ねていき、

いざ土地購入の契約、という局面でまさかの展開に。

土地の所有者から「やはり売りたくない」と言われ、土地購入はなんと白紙に。

 

いったん ハウスメーカーとの打合わせも白紙に戻そうとしたところ、

100万円の手付金の返金をかなり渋られ、断わるのに相当苦労しました。

 

まあ、ハウスメーカーが悪いのではなく、

土地の契約を交わす前に手付金を払ったわたしが悪いのかもしれませんが…。

 

つまり、土地を購入していないなら、

ハウスメーカーの担当者がいくら手付金を催促してきても払わない方が無難です。

土地購入の契約をしてからハウスメーカーに手付金を払い、正式に契約を交わしてください。

 

これは後悔しないためです。

ハウスメーカー選びで失敗したら、もう家づくりは台無しですから。

 

 

 

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